【体験授業】【進路情報】夢の膨らませ方 その28 NPO法人を立ち上げたい!!その2|英賀保駅前のすらら学習塾姫路英賀保校
2022/02/12
こんにちは!(^^)!英賀保駅前で塾をしておりますすらら学習塾姫路英賀保校です!
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今日は、NPO法人設立において気を付ける
事項の情報です。
●設立に時間がかかります。
一般的な営利企業の設立手続きは1~2週間
程度で完了しますが、NPO法人の設立手続
きには、最低でも3か月以上の時間がかかり
ます。申請書類等を揃えて所轄庁(都道府県
・市区町村等)に申請した後、所轄庁が
「縦覧」(公開)を行います。これは、申請
を市民の目で点検する機会として法律で一ヶ
月間と決められています。
縦覧終了後、2か月以内に、所轄庁(都道府県
・市町村等)による審査が行われます。審査終
了後に所轄庁から認定された後に、法務局へ登
記申請します。書類作成から設立登記完了まで、
4ヶ月程度はかかります。
●十分な人員の確保が必要です。
NPO活動は、数人の仲間だけでもすぐに始める
ことができます。しかし、NPO法人として認証
を受けるには、10名以上の社員が必要です。
基本的には、活動の趣旨に賛同する人誰もが社
員になる(入会する)ことができ、また、いつ
でも退会することができる開かれた組織である
必要があります。
また、役員要件として、3名以上の理事と、1名
以上の監事を置かなければなりません。ちなみに、
解散した場合、法人の残余財産は構成員には戻っ
てこないので注意しましょう。
●活動する分野が決められています。
法律で決められた分野以外の活動ではNPO法人
にはなれません。その分野は、定款に記さねば
ならず、また、法人は定款に則った運営をしな
ければなりません。活動分野の変更などを行う
際は、再度認証手続きが必要になる場合があり
ます。
●独特な会計や税務処理など事務作業が増えます。
NPO法人が収益事業を行う場合、収益事業とそれ
以外の事業を区分した会計が必要になるなど、一
般的な企業会計とは異なる対応が必要になります。
また、利益が残れば法人税がかかる場合がありま
すし、法人住民税がかかる場合もあります。免除
制度などもありますが、さらに申請作業が必要と
なります。
●情報公開と透明性が求められます。
NPO法人は、事業報告書や活動計算書類などを、
年度ごとに所轄の都道府県庁、市役所等に提出する
義務があります。また、財産目録や役員名簿、社員
名簿などの情報公開が義務付けられています。
しっかりした組織の運営体制を作ると共に、第三者
から見ても問題のない透明性を確保しておきましょ
う。
お問い合わせお待ちしています。